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よくわかる!騒音問題解決のための入門技術~実務技術

更新日:2019/08/26

要旨 通常、日本の大学ではどの学部でも騒音工学の授業がありません。よって、本セミナーでは、騒音の測定・分析技術について入門的な内容から分かりやすく解説し、実務における騒音問題解決のための基礎技術が身につくように多くの実例を交えながら解説致します。
騒音の周波数分析についても代表的な2つの方法(リアルタイム・オクターブ分析、FFT(高速フーリエ変換による分析においてもこの分野の技術専門書には記載されていない多くの技術ノウハウについても分かりやすく解説致します。

多くの騒音問題は、振動放射音がその原因であるというのをご存じでしょうか?よって、このセミナーでは、システマティックに、かつ仕事の優先度を考慮した振動放射音の低減方法について、すぐに仕事に使用できる具体的な技術をわかりやすく説明致します。
振動放射音(固体音)の解析およびその低減方法は、伝達経路解析に似ているところがあります。よって、今回はその共通点に着目し、双方の技術を解析致します。

日時 2019/10/09(水)10:30~16:30
会場 おだわら市民交流センター 1階セミナー室
〒250-0011 神奈川県小田原市栄町一丁目1番27号
アクセス方法
定員 20名 ※満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講料 48,600円(消費税、書籍を含む)
※1社から2名様以上同時お申し込みの場合は、割引させて頂き2名様目から¥43,200になります。(テキスト含む、昼食代は含みません)
受講対象 ・学校時代に騒音工学を勉強したことがないので、この技術にどのように取り組んでよいのかわからない方
・騒音低減のための実験解析の方法を学びたいという方
・デシベル(dB)の計算ができるようになりたいという方
・有限要素法や境界要素法による音場(騒音)解析結果を実験解析結果と比較したい。比較できるような実験解析技術を身につけたいという方
・実験解析データを技術的に正しく読みこなし、効率的で効果的な騒音低減低減対策を立案できるようになりたいという方
・部下の管理・監督上、騒音解析および騒音低減技術の基礎を理解しておきたいという方
習得知識 ・騒音工学という技術に取り組むための基礎力
・騒音低減のための実験解析技術がどのようなもので、実務でどのようにしていけばよいのか
・デシベル(dB)の計算ができるようになります。デシベル(dB)の計算を暗算で行う方法
・有限要素法と比較できる実験データおよび実験解析が行える
・実験解析データを技術的に正しく読みこなし、効率的で効果的な騒音低減低減対策を立案できる
・部下の管理・監督のために必要になる騒音解析および騒音低減技術の基礎を身につける
プログラム 1. 音・騒音の基礎
1-1 音・楽音・騒音・異音とは?
1-2 楽音とは?
1-3 異音とは?
1-4 周波数・周期・振幅・ピーク値・P-P値・実効値(rms)・平均値の関係
1-5 騒音に限らず波動現象を理解するために最初に理解しなくてはならない4ケの数式とは?
1-6 音・騒音と振動は同じ波動現象であるが決定的な違いがある! その違いとは何か?
1-7 波形とスペクトル、どう違うの?

2. 音・騒音の計算計算方法(デシベルでの計算)
-騒音の専門家と同じデシベル計算のしかた、デシベル計算における暗算のしかたのノウハウも解説致します-
2-1 なぜdB(デシベル)を使用するのか?
2-2 人間の聴覚はどうなっているのか?
2-3 人間の聴覚はどのような関数で表せるのか?
2-4 人間の聴覚は具体的にどのような数式で表すことができるのだろうか?
2-5 デシベルでの計算のしかた
① デシベルの足し算 (合成音の求め方)
② dB の平均(パワー平均)  パワー平均と算術
平均の違いは?
③ レベル差 ( 暗騒音補正 )
④ 簡便法(表)による暗騒音補正の例題をやってみよう!
2-6 dB の足し算・引き算におけるノウハウ
2-7 等価(連続)騒音レベルとは?
2-8 dBの足し算の応用として作業環境騒音の等価騒音レベル
の計算のしかたについての考え方を考察してみよう!
2-9 音響パワー (パワー) と 音響パワーレベル(パワーレベル) の違いと計算のしかた
2-10 dB の計算は 10log で行うのか? それとも 20log で行うのか? 両者の違いは?
2-11 実際にdBの計算をしてみよう(計算例題4題)!
2-12 ここで音・騒音分野における重要基本用語を再整理しよう!

3. 音・騒音における『レベル』を詳しく検討してみよう!
3-1 そもそも『レベル』とは?
音・騒音の分野における『レベル』は日常会話において使用する『レベル』と同じか?

4. 実はかなり多い振動放射音(固体音)が原因の騒音問題! 振動放射音の効果的かつ効率的な低減のしかたは?
4-1 振動放射音(固体音)とは?
4-2 振動放射音を他の騒音と区別する方法は?
4-3 近接音場と遠音場とは? その違いは? 一般的にはどちらの音が問題になるのか?
4-4 大きなピークの周波数の振動から低減すれば効率的かつ効果的に騒音を低減できるのか?
音響放射効率とは?
4-5 製品の中で発生した騒音が製品の外に出るときの騒音の指向性とは?
4-6 振動放射音を低減した実際例を解説
4-7 市販されている「振動-騒音の連成解析ソフト」における問題点とは?

5. 流体音などの空気音の低減のしかた
5-1 流体の渦振動による騒音の低減のための考え方
・圧縮空気による噴出音の低減のしかた
5-2 もう一つの方法による噴出音の低減のしか

6. 質疑応答

講師のプロフィール 有限会社アイトップ 技術コンサルタント 工学博士 小林 英男 氏
東京電機大学工学部卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。
学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。

㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積んだ。

その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過した。リオン㈱、㈱小野測器、サイバネットシステム㈱等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
技術セミナーの講師歴は25年間。日刊工業新聞社など主催の多くのセミナーの講師を行ってきている。

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