現在、受託解析サービスを提供している会社は50社以上あります。
50社以上から短期間で自社にとって最適な会社を探すのは容易なことではありません。
筆者は、長年にわたり様々な会社との付き合いを通じて、その会社の技術スキルや実績、また得手不得手を知ることができました。
そこで、今回は優良な会社を見極める2つのポイントについて考えてみたいと思います。
ポイント1. 解析実績
解析業務を如何に早く最良の解析結果をアウトプットできるかはその技術者の実績(量)と能力(質)に依存します。
依頼候補会社の能力を見極めるためには直接相談してみないと分かりません。
一方、依頼候補先の実績を見極めるにはホームページに掲載されている解析事例を見れば凡そ判断できます。
解析事例を見ることで、その会社の得手不得手も把握できます。
例えば、構造解析の事例のみを掲載している会社へは、流体解析や電磁界解析を依頼するのは避けた方が賢明です。
優良な会社を見極めるポイントの1つ目は、ホームページに掲載されている解析事例の分野を確認すること、また解析事例の実績(量)を確認してはいかがでしょうか。
ポイント2. ヒアリングと提案力
優良な会社の特徴として、解析業務を始めるまで多少時間がかかる傾向があります。
これは、できるだけ早く最良の成果を出すために、事前準備をしっかりしたいという考えに基づいています。
解析作業を始める前に、解析対象の構造や材料、また物理現象について詳しく聞いてくる業者であれば、能力(質)の高い業者と考えて良いと思います。
一方、ヒアリングや提案もほどほどに手続きを早く進めようとする会社には気を付けた方が良いです。
受注を早く確定したいという焦り、また中には適切な提案ができない能力(質)の低い会社の可能性があります。
依頼先の選定を誤ると、期待する成果(解析結果)が出ない、納品が大幅に遅延したりと、これでは解析を依頼した意味がなくなってしまいます。
優良な会社を見極めるポイントの2つ目は、しっかりとヒアリングしているか、また提案内容が妥当かどうかを確認することが重要です。
可能であれば、第三者(非当事者)に提案内容を確認していただくことをお勧めします。
