CAEツールを使って妥当性のある解析結果を出せるようになると、社内の設計部門などから様々な解析依頼を受けるようになります。
通常、依頼の順番と共に解析の内容(難易度、規模)を確認し、解析作業を進めることになると思います。
ここで、実際に解析作業を行う前に考えてほしいことがあります。
それは、せっかく時間をかけて出したアウトプット(解析結果)は、はたして会社(上司)に評価されているのかどうか、です。
解析対象やタイミング、また成果物のスピードによって評価が異なりますので、できるだけ高い評価を得られる解析案件を優先することをお勧めします。
下記の2軸マトリックスを見ながら説明します。
解析案件は、解析難易度と対策重要度の2軸をもとに4つに分類されます。
また、社内評価の高低を基準にそれぞれ優先度①、優先度②×2、対象外へと分類されます。
真っ先に取り組むべき解析は、対策重要度が高く、且つ解析難易度が低い優先度①となります。
次に優先度②となりますが、判断基準としては、共通テーマがあるかどうか、また効果(社内評価)の大小によって判断することになります。
決して対象外の解析案件を優先的に行ってはいけません。
往々にして、解析難易度が高い解析は期待するアウトプットが出せない、もしくは期待するアウトプットが出せたとしても予想以上に時間がかかるため、依頼先を満足させることができず結果として社内評価を得ることは難しくなります。

CAEで成果を出すためには、解析対象を4つに分類して優先度を決めることが重要です。