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防振ゴム設計の基礎講座|防振設計の考え方からCAE解析の適用例まで

更新日:2024/02/01

要旨

防振ゴムの設計について、基本的な材料選定から形状設計の流れ、またFEM解析の勘所についてわかりやすく説明します。

防振ゴムは、大きく防振型と制振型の2つのタイプに分類されます。
防振型と制振型のいずれも固有値が基本になり、その固有値から静ばねや耐久性を決定します。

日本車輌製造様の防振ゴムにある設計基本式の使い方、静ばねと動ばね、また固有値の関係についてわかりやすく解説します。

本セミナーでは、実務編である防振ゴム設計セミナー(有料)を理解していただくために必要な基礎知識が習得できる内容となっています。

日時 2024年 2月  6日(火)13:30~14:30
2024年 4月18日(木)13:30~14:30
定員 5名
受講料 無料(事前登録制)
受講方法 ビデオ会議ツール Webex での受講となります。
Webex を使用できない方はご相談ください。
受講対象 ・防振ゴムの設計基本を知りたい方、またはお困りの方
・今後、防振設計に携わる初心者の方
・ゴムのFEM解析に興味のある方、今後取り組みたい方
習得できる知識 ・防振ゴムを設計する上での基本知識
・設計する上での注意点、ゴムの特徴をとらえた設計への反映方法
・ゴムの基本とゴムをいかに応用していくか手掛かりがつかめます
プログラム

1. 防振ゴム設計の基本
・2つのタイプの防振(制振)と防振設計の目的
・設計の流れと固有値からの考え方
 ブッシュ、マウントの設計⽅法と適用例
・ゴムの防振性の基本と利点
・固有値、静ばね、動ばねの関係について

2. 手計算とFEM解析の違い、FEM解析の利点

3. その他の注意点

4. 質疑応答、講師紹介

講師紹介

寺子屋 代表 萩本 光広 氏
自動車、土木、OA機器他のゴム製品製造業でのCAE部門の立ち上げから実用化まで約30年にわたる豊富な経験(ノウハウ)があります。超弾性材料の製品開発に関わる技術支援(コンサル)やゴム材料の受託試験のご要望に対し丁寧にお応えしています。
今まで製造業15社に対しての技術支援と50件以上のゴム材料試験の実績があります。また、2008年よりCAE解援隊のWebサイトにてゴム材料に関わる各種情報を精力的に提供しています。

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関連サイト ゴム設計支援
ゴム材料データベース