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3Dデータの共有と設計開発業務の効率アップを実現する3D PDFの作成と活用方法

更新日:2022/04/15

要旨

3D PDFとは、文章の中に3次元形状のデータを組み込んだPDFです。

Acrobat Reader(無償版)で表示すると、3次元形状をマウス操作でインタラクティブに回転、移動、拡大・縮小ができます。

また、一部の形状を非表示にすることや、アニメーションで見ることもできます。さらに、360度パノラマ画像を球にマッピングして、3次元的に見ることも可能です。

PDF3Dで作成した《 3D PDFのサンプル 》を用意しています。
サンプルをダウンロードして実際に3D PDFを体験いただけます。

実際に以下の用途で3D PDFが利用されています。

●シミュレーション結果をまとめた技術資料
シミュレーション結果を画像にして技術資料を作成した場合、あとでその資料を見たときに、見たい角度で見たい場所の画像が無いことが多々ありますが、3Dのデータにすれば、その問題が解決します。

●施設や設備の管理用資料
360度カメラで撮影した施設や設備の360度パノラマ画像を管理用のドキュメントに使用します。回転・拡大して、いつでも必要な場所を見ることができます。

●計測結果の報告書
3Dスキャナーで計測した結果などを3D PDFにして顧客に提供します。

●デザインレビュー用の資料
デザインレビューの事前資料として、3D CADデータを3D PDFにし、関係者に配布します。

専用のビューワー・ソフトをインストールしなくても、日常業務で使用されているAcrobat Readerで3Dデータを見ることができます。
また、文章や画像と一緒にしてドキュメントにすることができるのがメリットです。

本セミナーでは、デモを交えて、3D PDFのメリットと共に、様々な3Dデータを3D PDFに変換するツールであるPDF3D ReportGenを使って、3D PDFの作成に必要な作業を説明します。

さらに、インターネット上で、3Dデータや360度パノラマ画像をインタラクティブに表示するためのWeb3Dビューワーについても紹介します。

日時  2022年 6月 15日(水)15:30~16:30
定員 5名
受講料 無料(事前登録制)
受講方法 ビデオ会議ツール Webex での受講となります。
Webex を使用できない方はご相談ください。
受講対象 ・シミュレーション結果や、3D CADデータ、3Dスキャナーによる計測結果等の3次元のデータ、360度パノラマ画像を扱っている方
・外部への技術情報の提供や、社内での技術情報の共有化が必要な方
・研究開発業務の効率化を検討されている方
習得できる知識 ・3D PDFのメリット、および、様々な用途
・PDF3D ReportGenを使った3D PDF作成の手順
・Web3Dビューワーを使ったWebページの3D化
特典 ご希望の方へ、1か月間のPDF3D 無料評価ライセンスを提供します。
実際にPDF3Dを操作しながら3D PDFの有用性を体験いただけます。
プログラム

1. 3D PDFのデモ
Acrobat Readerで3D PDFを表示しながら3D PDFの特徴や機能の説明

2. PDF3D ReportGenのデモ
・Word、PowerPoint、Excelで作成したドキュメントに対して、PDF3D ReportGenを使って3Dのデータを埋め込む手順の紹介
・シミュレーション結果を3D PDFに変換するために、あらかじめ準備しておくデータの説明

3. 様々な分野の適用事例の紹介
・3D CADデータや、3Dスキャナーによる計測結果を始め、360度パノラマ画像など、様々な分野の適用事例の紹介
・オープンソースのポストプロセッサーParaViewから直接3D PDFに出力できるプラグインPDF3D PV+の紹介

4. Web3DビューワーによるWebページの3D化の紹介
Web3Dビューワーを組み込んだWebページの例の紹介

5. 質疑応答

 
関連サイト PDF3D 製品概要