2019/07/23
20年以上にわたりCAE業界にてCAEソフトの販売に従事してきました。
CAE各社共に当然ですが、自社の製品やサービスを優先的に提案します。
本来であれば、会社や製品にとらわれずに中立的な立場で課題解決の提案を行うのが理想ですが、残念ながら実際に実践できている方(あくまで個人レベルです)は非常に少ないと思います。
また、CAEを導入したものの活用できていない企業も多く見受けられます。
CAEに限らずツールを活用できなければ保守費用の予算を確保できないため保守契約を解約せざるおえません。
その結果、古いバージョンを使い続ける、または「使わなくなる⇒埃をかぶる⇒CAEは使いものにならない」という負の連鎖、また負の印象を持ってしまいます。
なぜそうなってしまうのでしょうか?
大きな理由の一つとして、解析技術を自前で構築しようと固執していることだと思います。
できるだけ早くCAEを活用して成果を出すためには、上手に外部リソースを利用することが必要だと考えます。
特に導入後の早い段階で解析技術を構築することが非常に重要になります。
会社の上層部はCAEで成果が出るまで2年も3年も待ってくれません。
但し、外部リソースを利用する場合に気を付けなくてはいけないことがあります。
それは、自社にとって最適な業者を選定するということです。
CAEの受託解析やコンサルティングなどを提供する会社は50社以上あります。
その数多ある業者の中から、中立的な立場で現在抱える課題を理解し、最良のサービスを提供してもらえる業者を選定しなければなりません。
上述の通り、CAE業界には受託解析等のサービスを提供する会社は多く存在しますが、技術力や提案力に不安のある業者も少なくありません。
実際、過去に受託解析を外部へ依頼したものの、想定していた解析結果と異なったにもかかわらず高額の費用を請求されたという話を幾度となく耳にします。
一方で、技術力が高く良心的な価格でサービスを提供している優良業者も存在します。
残念ながら、多くの優良業者は中小企業が多いため、自社の技術力を対外的にアピールできていないのも事実です。
そこで、CAEを活用して成果を出していただくために、中立的な立場でお客様の課題を把握し、最適なサービスを提供できる優良業者とを結ぶ仕組みが必要だと考えます。
弊社は中立的な立場だからこそ、お客様の状況やご要望に応じて最適な業者と共にご提案をすることができます。
現在、解析技術の構築や社内運用についてお悩みの方、また外部リソースの利用を検討されている方は是非弊社へご相談ください。
御社の状況とご要望をお聞きした上で、現在抱える課題への対策と共に最適な外部リソースの利用方法について無償でアドバイスさせていただきます。
御社がCAEを活用して成果を出せるよう、一緒になって考え、精一杯支援させていただきます。
Category: CAEの活用を考える