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2019/12/19

もの創りコラボ 便り vol.22

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■        もの創りコラボ 便り 2019年 12月 12日号       ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. CAEの活用を考える
3. ゴムの専門家コラム
4. 3D・水野操のコラム
5. 技術セミナー
6. CAE受託解析サービス
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1. 気になる記事
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●日本信号の若手設計者が推進した自動設計ツールの整備と技術者下克上

設計業務の自動化と共に技術伝承の課題に取り組み、実際に成果に繋げる
ことができた事例です。
自動化に向けた社内関係者との調整や対象の選定など、とても参考になる
内容となっています。

設計業務の自動化は、従来型の暗黙知から形式知への移行と共に技術伝承
を促し、若手技術者の早期戦力化にも繋がる有効な手段の一つではないで
しょうか。

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1911/15/news024.html

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2. CAEの活用を考える
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■ 従来型設計プロセスからの脱却

なぜ従来型設計プロセスからの脱却が必要なのでしょうか?

従来型設計プロセスは、「KKD(勘、経験、度胸)」による設計と
認識されている方が多いと思います。

この「KKD」設計プロセスの弊害として、
仕事が属人化してしまう
根拠を示せない
暗黙知のため技術伝承できない

一方、現在の設計プロセスに求められているのは、
仕事の標準化・平準化
根拠に基づいた設計指針
形式知による技術伝承

会社の至上命題であるQCD(品質、コスト、納期)を改善するため
には、従来型設計プロセスからの脱却と新たな設計プロセスへの
移行が急務であると考えます。

その設計プロセスの一つとしてフロントローディングがあり、CAE
を使って即座に何度もDR(デザインレビュー)を実施することで、
結果的に手戻りを減らすことができます。

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3. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ~先人の役割~

おかしいことはおかしい。
最近新幹線での移動が多く、座席で大声で話している人の多いこと。
“うるさい” と声をあげると、こちらが騒いでいるようで気まずく
なります。
**お断り、というお店や講習会も堂々とそういう人が入っていく。

吉本興業の一件も、反社会団体との繋りは、“元は会社?”という報道
されるも・・・
報道もなくなり、圧力なのか不明ですが、真相は藪の中。

同業者お断りも ・・・(続く)

★ 技術ワンポイントテクニック ★ ーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴムのヤング率、せん断弾性率の目安
全く材料の手掛かりがない場合、ネットを検索すると硬度も示され
ないのに、*~*と記される。
全く材料の手掛かりがない場合、40Hs:1.2MPa、50Hs:1.8MPa、
60Hs:3.0MPa、70Hs:4.8MPa、ただ硬度と剛性の関係はない。
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4. 3D・水野操のコラム
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■ スキルが伝承されない・・・

CAEソフトの講習会を継続的にやっていると、様々なユーザーさん
から、それこそ多様な悩みを聞くことが多い。

ただ、いくつか共通する話題があることも確かだ。
一つは、このコラムでも述べてきたとおり、中々社内でCAEが立ち
上がらないというものだ。

では、CAE活用の歴史が長い企業であれば課題がないのかと言えば、
そうではない。
今度は、うまくスキルが伝承されないというものだ。

一定以上の規模の企業であれば、人事異動は当たり前のようにあるし、
また昨今では転職で人が去るということも珍しくない。

その時に、CAE活用の知識やスキルが属人的であると(それは珍しい
ことではないが)、人の異動とともに消え失せてしまう。

人事異動が頻繁だと、同じ会社の別の人が何でも講習会にやって、
最初からやり直しという状況もある。

CAEに限らず、知識やスキルを属人的にしない、ということも重要だ。

★ 筆者の最新連載 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初心者のための流体解析入門
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/series/12723/
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5. 技術セミナー
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〇《大阪》CAD/CAEシステムの自動化による効率的な運用
https://monocollab.jp/news/seminar/automation-seminar1-201912/

〇《大阪》ゴム解析の基礎講座 「試験・同定・解析のポイント」
https://monocollab.jp/news/seminar/rubber-seminar-201912/

〇《無料》CAEを活用し成果を出す仕組み作り
https://monocollab.jp/news/seminar/cae-seminar-202001/

〇 ゴム解析の応用講座 「粘弾性特性と耐久性予測方法」
https://monocollab.jp/news/seminar/rubber-seminar-202002/

▼ セミナー情報はこちら ▼ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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※ CAD/CAE関連の無料セミナー
https://monocollab.jp/inform/inform_sem/
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6. CAE受託解析サービス
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設計開発を行う上で、下記のようなお悩みはありませんか?

◇ 解析で不良や破損の原因を究明したい
◇ 解析で思うような結果が出せない
◇ 解析の頻度が低いため委託解析で十分
◇ 他社の見積金額が高くて依頼できない

設計開発を行う上で、解析のアウトソーシングは有効な
手段ではあります。
しかし、数多ある業者(50社以上)の中から最適な業者
を選定することは容易ではありません。

そこで、委託解析を検討する際に生じるお悩みを解消し、
安心して解析を依頼できるようCAE受託解析サービスを
ご提供します。

★ 詳しくはこちら ★ ーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/service/service_analysis/
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ーー《 編 集 後 記 》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先週、叔母からお歳暮が届きました。
お礼の電話をしながら、近況を聞くのが恒例となっています。

毎年お中元とお歳暮をいただく度に、時の経つ早さをつくづく
と感じます。

お歳暮は、江戸時代に長屋の大家さんや取引先に対し、店子や
商人が贈りものを持参したのが始まりのようです。
最近は、会社関係などに限らず、親しい友人や知人、親族など
に贈るケースも増えていますね。

今週末は、親戚や知人へお歳暮を贈る予定です。
年2回の恒例行事ですが、相手のことを考えながら品物選びを
楽しみたいと思います。

【Facebook】https://www.facebook.com/monocollab/

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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