2021/04/30
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■ もの創りコラボ 便り 2021年 4月 27日 号 ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. イベント・セミナー
3. CAEの活用を考える
4. ゴムの専門家コラム
5. 3D・水野操のコラム
6. ゴム二軸試験機のご案内
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1. 気になる記事
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今回も「ものづくり」に関連する記事 4本を紹介します。
▽ 3Dスキャナーで実現する3つの「デジタル○○」と効率的なデータ活用
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2103/02/news021.html
▽ 技術者が行けない！ タイでの新製品量産を遠隔立ち上げしたOKIデータの挑戦
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2103/02/news078.html
▽ 設計者CAEの検証は“理想的な設定”だけでよいのか？
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2103/03/news005.html
▽ 製品の「設計」工程ですべきこと、そして「設計審査」との向き合い方
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2102/18/news007.html
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2. イベント・セミナー
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オンラインを中心としたイベントやセミナー情報です。
◆イベント情報（5月）
https://monocollab.jp/service/inform/inform_sem/
◇ 中部CAE懇話会「新しいCAEの展開と可能性（仮）」
◇ MEX金沢2021
◇ 人とくるまのテクノロジー展2021
◇ 電子機器トータルソリューション展2021
●セミナー情報
〇 CAEを活用し成果を出す仕組み｜解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
〇 ゴムの解析精度を高める、二軸試験から物性同定までを実演解説
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber/
○ 防振ゴムの設計手法と線形FEM解析による耐久性の予測方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber-design/
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3. CAEの活用を考える
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市場調査による具体的な数値は無いのですが、CAEを活用できずに
悩んでいる企業は意外と多いのではないでしょうか。
参考までに、過去に行ったセミナーのアンケート結果では、CAEを
活用できていると回答した企業は全体の1/3でした。
そこで、CAEを導入したにもかかわらず、なぜ活用できていないのか、
またどうすれば活用できるのか、について考えたいと思います。
足元の課題解決も大切ですが、先ずは「あるべき姿」を定義し、現状
とのギャップをしっかりと把握することが重要だと思います。
「あるべき姿」を定義する上で、組織体制、インフラ、運用、ROI
（費用対効果）の4つを軸を中心に考えてみてはいかがでしょうか。
それぞれを明確に定義することで全体像が見えてくると思います。
次回は、4つの軸の考え方についてお話ししたいと思います。
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【 セミナー 】https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
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4. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ～先人の役割～
震災の記憶と共に戦争の記憶もどんどん風化していると思います。
私は、子供の頃に母からよく聞かされました。
中山飛行場という現在のスバル、そのゼロ戦製造の基地があった
ため、米軍がよく飛行機で小学生を撃ち、殺すでもなく遊びに来た
そうです。
跡地は三洋電機ができたため、三洋電機がゼロ戦を作っていたと
勘違いもあるようですが、戦争の記憶を伝えていく人もだんだん
いなくなりますね。
一杯のかけ蕎麦、話題になり賛否もありましたが、母は“掛け蕎麦
をお店で食べられるなんてなんて贅沢”と言ってました。
芝の根っこ、いまは美味しくなりましたがサツマイモのまずいこと。
ある日母が雑炊を作ってくれましたが、私が“こんなにおいしいの
食べてたんだ”といって激怒されたことを思い出します。
だんだん伝承も難しいのですね。
◆ 技術ワンポイントテクニック ◆ ーーーーーーーーーーーーーーーー
意外に知られていないことですが、粘弾性解析の定義をした時に
超弾性データも修正しなければならないこと。
初めから瞬間的な剛性を取ることができれば、その必要はないです
が不可能です。
超弾性データも6（C10+C01）⇒ヤング率 E がしっかり成立するか
を見る必要があり、マニュアルには書ききれない事ばかり、何らか
の情報発信をしてほしいものです。
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【 ゴムの専門家 寺子屋 】 https://terakoya2018.com/
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5. 3D・水野操のコラム
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■ 原因追及と3Dデータ
今年もコロナ禍の中でのゴールデンウィークになりました。
で、連休前になると飛び込んでくるのが緊急の依頼というやつです。
今年も破損した部品への対応を考えるための解析を緊急に行いたい
という依頼がきました。
まあ、それは構わないのですが、そこで問題になるのが3Dデータの
存在です。
あるのは、実物と図面のみというありがちなパターンですが、
コンセプトを見ていく解析とは違い、原因を追っかけていくとなると
やはり、それなりのジオメトリが必要で、そうなると3Dデータは？
という話になります。
他の業務がなければ私のほうで図面から3Dデータを起こすことは
もちろんできますが、だいたいにおいて緊急という場合、私の方も
先行する他の業務があるわけなので、すぐに手をつけることはでき
ません。
結局お客様の方でデータを作っていただくことになりましたが、
元から3Dデータがあれば解析もさっさと進むのになぁ、と思った
瞬間ではありました。
まだまだ図面が中心ということも多いと思いますが、3Dデータを
マスターとした方が色々なことが、もっと迅速に進むんじゃないか
と思いました。
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【 3Dデータを活用した製品開発支援 】 https://mfabrica.com/
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6. ゴム二軸試験機のご案内
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ゴムの材料データを取得できる二軸引張試験機を提供しています。
市販の小型試験機に二軸引張試験の治具を装着し、小型・高性能
・低価格を実現しました。
既存の試験に二軸試験治具を装着することもできます。
二軸引張試験から算出されたMooneyやOgdenの材料定数を定義
することで、ゴムの解析精度が向上します。
材料試験サービスも行っていますのでお気軽にご相談ください。
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【 ゴム二軸試験機 】
https://monocollab.jp/service/service_machine/
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＝＝《 編 集 後 記 》＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
先日、ワイヤレスの片耳イヤホン型マイクセットを購入しました。
今まで、有線の両耳イヤホン型マイクセットを使っていたのですが、
有線と両耳による制約が気になってきたのが購入の動機です。
値段も3000円と手頃なだったこともあり、あまり期待していなかった
のですが、予想以上に良くできた製品で満足しています。
今では、ワイヤレスで動きの制限が無くなり、音もクリアでほとんど
ストレスもありません。
故障しなければレギュラースタメンで活躍してもらえそうです。
【Facebook】https://www.facebook.com/monocollab/
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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