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2019/09/03

もの創りコラボ 便り vol.15

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■        もの創りコラボ 便り 2019年 9月 3日号       ■
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* 粒子法の最新技術動向セミナー
https://monocollab.jp/news/seminar/sph-seminar-201910/
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. CAEの活用を考える
3. ゴムの専門家コラム
4. 3D・水野操のコラム
5. 技術セミナー
6. アウトソース活用のススメ
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1. 気になる記事
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●世界初民間月面着陸を諦めない、ispaceがシチズンやスズキなど
新パートナー発表

ご存知の方もいると思いますが、ispace社は日本発の月面開発
ベンチャーです。
今回、あらたに日本の大手企業をパートナーとして迎え、2021年
後半をめどに月への軟着陸を目指しています。

是非、世界初の民間月面着陸を成し遂げてほしいと思います。
応援しています。

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1908/23/news051.html

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2. CAEの活用を考える(6/10)
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過去4回にわたり「CAE活用のあるべき姿」の4つの軸について話を
してきました。

・組織体制
・インフラ(SW/HW)
・運用(教育/ルール)
・ROI(効果測定)

これら4つの軸を定義することと同様に重要なことがあります。
それは、CAE運用の好循環ループを回すということです。

好循環ループとは、4つの軸を常に改善しながら効率化と成果を出す
取り組みです。

会社の理解 ⇒ 組織体制 ⇒ インフラ整備 ⇒ 運用 ⇒ 効果検証
⇒ 会社の理解・・・

好循環ループを回すことで、社内関係者の理解と協力を得ることが
できます。
結果的にCAEを上手く運用することができます。

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3. ゴムの専門家コラム
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CAEに携わるということ ~先人の役割~

講習会に参加してきました。
ゴムの解析入門というものですが大阪は暑かったです。

どうしても製品を知らない、ゴムの解析は20%の誤差は当たり前と
考えている方が多く、そうすると本当の答えが導き出せなくなります。

ひずみエネルギー密度関数の構成則の優位性、単軸から純せん断、均等
二軸までのすべての試験結果を遺棄した方が良いなどの間違った方向の
回答が出てきます。

優位性はほとんどありません、Ogden則を使うとかえって混乱しますし、
製品のひずみ領域の試験から回帰が重要です。・・・(続く)

★ 技術ワンポイントテクニック ★ ーーーーーーーーーーーーーーーー
特性予測は5%以内の精度は簡単です。

①ゴムをよく知ること
②ゴム製品が熱の釜の中で造られて冷えて残留ひずみがあること
③ゴム変形時のひずみの成分と試験片のひずみの成分を比較すること

これが予測精度アップの近道です。
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▼ ゴムセミナー ▼ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴムの応用講座【名古屋】
https://monocollab.jp/news/seminar/rubber-seminar-201909/

ゴムの材料試験体験【富山】
https://monocollab.jp/news/seminar/rubbertest-seminar-201910/
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4. 3D・水野操のコラム
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設計現場へのCAEの普及の第一歩とは

筆者が設計現場の皆様に対して、CAEの普及を目指していわゆる「設計者
CAE」の講習会、あるいは研修を実施することは少なくない。
CAEの基本的なものだけではなく、特にメカ設計にからめて、解析結果を
設計にどのように反映するのか、3D CADでのオペレーションまで絡めて
やる場合もある。
日常の作業の中での活用を目指す場合もあれば、新規設計にからめて高度
なことを目指す場合もある。

あらかじめ行ったヒアリングに従って、現場向けにカスタマイズして実施
することも多く、そのような場合概ね順調に学んでいただいている。
ただ、問題はそのあとである。

しばらくして話を聞いてみると、どうにも日常業務の中に定着していない、
ということが少なくない。あるいは、すでに手をつけたいトピックはある
ものの、日常の開発に追われて新しいチャレンジに手をつけられないと
いう話も珍しくはない。

なぜ、そうなってしまうのかというのは、現象としては比較的単純で前者
の場合には、作業のルーチンの中に解析というものが存在していないと
いうことが大きな理由の一つだ。

3D CADの導入時にも起きがちだが、人は使い慣れたツールとやりなれた
ルーチンで作業をしてしまう。
要するに、今回学んだ新しい道具がなくても開発をしてこれたわけだし、
何もしなければそのままだ。

ちょっとした部品の挙動を簡単な線形の応力解析をするだけなら、概ね
ソフトの操作だけで言えば、3Dのモデリングをするよりずっと簡単なこと
が多い。
まずは、いかに「電卓代わり」ではないが、ちょっとした確認ツールとして、
そのソフトがそこにあるのが当たり前という状態にするのが第一歩では
ないかと思う。

新しいチャレンジができない・・・
という後者の現象については次回お話ししたい。

▼ トポロジー最適化セミナー ▼ ーーーーーーーーーーーーーーーー
トポロジー最適化で実現する次世代の設計プロセス
(Fusion360による実習付き)
https://monocollab.jp/news/seminar/topology-seminar-201909/
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★ 筆者の最新連載 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初心者のための流体解析入門
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/series/12723/
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5. 技術セミナー
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「明日の設計課発に活かす」をコンセプトに様々な技術セミナーを
開催しています。

● ゴム解析、ゴム測定体験
● 複合材、衝撃/落下
● 制御、振動、騒音
● トポロジー最適化
● CAE自動化、CAE活用
● 粒子法

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▼ セミナー情報はこちら ▼
https://monocollab.jp/service/service_seminar/
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★ ピックアップ・セミナー ★

粒子法に関するCAEハンズオンセミナー「初心者向け粒子法入門」コース

SPH粒子法の基礎理論と実践的なSPH粒子法の適用法について解説します。

また、流体解析のSPH粒子法のプログラム、及びプリポストプロセッサー
TenGun(機能限定版)を実際に操作しながら、粒子生成及び流速分布表示
などのポスト処理方法を習得していただきます。

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6. アウトソース活用のススメ
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受託解析を検討されてる方が増えてきています。
一方で、下記のようなお悩みをお持ちの方も多く見受けられます。

どこに依頼して良いのか分からない。。
委託費用が適正価格なのか分からない。。
解析結果が期待したものと異なっていたらどうしよう。。

自社で対応が困難な解析業務、また一時的なリソースの確保など、
アウトソースを利用することで解析業務を効率化できます。

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▼ 受託解析 ▼
受託解析、一次的な技術リソースなど様々なご要望にお応えします。
https://monocollab.jp/service/service_analysis/
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ーー《 編 集 後 記 》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9月に入り食料品店には色とりどりの秋の味覚が並び始めてます。
先日、桃とブドウを買って美味しくいただきました。

他にも、柿、梨、サツマイモ、松茸、サンマなど沢山あります。
秋の訪れを感じながら旬の食物を楽しみたいと思います。

ちなみに、今年の十五夜は、9/13(金)だそうです。
当日は早めに帰宅して、月を眺めながら月見団子をいただきたいと
思います。

皆さんも十五夜の月を眺めてみてはいかがでしょう。

【Facebook】https://www.facebook.com/monocollab/

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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