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2020/08/26

もの創りコラボ 便り vol.38

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■        もの創りコラボ 便り 2020年 8月 21日 号        ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. CAEの活用を考える
3. ゴムの専門家コラム
4. 3D・水野操のコラム
5. 技術セミナー
6. 材料試験サービス
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1. 気になる記事
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● 若手技術者の退職に悩むトヨタ、在宅勤務で情熱は生まれるか

仕事に対する理想と現実のギャップを感じてる方は少なくないのでは
ないでしょうか。
トヨタ社だけではありませんが、仕事への情熱をなくさないよう在宅
勤務への移行を考える必要があると思います。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01268/00010/

● ほくろ毛は抜くな

タイトルに惹かれて見てしまった記事です。
開発の濃密な部分をほくろ毛に例えた内容で、妙に納得してしまいま
した。

https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/column/15/100400072/00040/

 

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2. CAEの活用を考える
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■ CAE運用に必要な3つのポイント

前回と同様、CAE運用の好循環ループを回すための3つのポイントに
ついてお話しします。

1.適切な組織体制のコミット
2.継続的な教育と情報の共有化
3.費用対効果(ROI)の定量化

今回は、「2.継続的な教育と情報の共有化」です。

CAEを活用するためには、利用者がCAEを使いこなすことが必要条件
となります。
CAEを使いこなすためには、CAEツールの操作方法や材料力学などの
工学的知識を習得する必要があります。

そのためには、利用者に対して教育やトレーニングを施す必要があり
ます。
つまり、CAEを活用するためには利用者へ教育を施し、CAE使いこな
してもらうことが重要となります。

また、CAEを使いこなすうえで重要なことは、成功事例(失敗事例も)
や利用者にとって役立つ情報を共有することです。
利用者が即座に欲しい情報が得られるよう常に情報を整理されること
をお勧めします。

このように、社内教育と情報の共有化はセットで考え、実践と改善を
繰り返しながら成果の最大化を目指すことが重要であると考えます。

次回は、費用対効果についてお話しします。

★ CAE活用支援 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/service/service_consult/

CAEを活用し成果を出す仕組み|解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
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3. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ~先人の役割~

自動化については、最近はやりのOJTとのかかわりがあります。

OJT、聞こえはいいのですが大体の場合が任せっきり、任せるとは
何かも考えないと。
任せるというのは、その人の力量を考え、その範囲で任せる。

任せると言いながら、失敗したことに対して叱っている、それは
任せるではなくて放っておいた結果ではないでしょうか。

任せる=責任を取ることです。

◆ 技術ワンポイントテクニック ◆ ーーーーーーーーーーーーーーーー

EXCElでも他のプログラムでもなぜか正しい定義なのに正しく機能
しない場合もあります。
例えばTLUEとFALSE(フォルス)があります。
LOOKUP関数などと絡めて使用しても、時々、FALSEでエラーが出る
ことがあります。
FALSEとは、完全マッチの値がある事ですが、例えば1.0を探した場合
0.99999はマッチしませんので探せません。
その場合、roundで丸めて1.000にしてやることで有効になります。

★ ゴムの専門家 寺子屋 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://terakoya2018.com/

ゴムの二軸試験デモとひずみエネルギー密度関数の定義方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber/
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4. 3D・水野操のコラム
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■ 物理現象として難しい問題はシミュレーションでも難しい話

今さら何を言っていると言われそうなタイトルですが、最近あらためて
認識しております。

だいたいにおいて、物理的にも挙動が不安定だとか、なんだかすごい
変形をするという問題は数値計算上も非常に不安定になりがちです。

境界条件の微妙な変更とか、接触にかかわるパラメータとか、計算の
リサイクルにかかわる設定とか、はたまた計算のモデルを変えたとか、
ちょっとしたことで収束したりしなかったりします。

日々解析を主要な業務にされていれば、そんなの当たり前じゃんと
言われそうです。

でも、例えばこれまでずっと実験でやってきたのが、コスト削減の
ためにシミュレーションをという非常に前向きな方にご依頼を
いただいた場合でも、シミュレーションをご存じないと、実験では
非常に大変だったものが、コンピューター上だと何かマジカルに結果
が出てしまうことを期待される場合があり、つらい思いをすることが
あります。

まあ、そういう時には、できるだけわかりやすく物理的にも難しい
(あるいは不安定な)問題は、シミュレーションでも難しいということ
はお伝えしています。

それでも、実験だけでもものすごいお金と時間がかかりそうな大物製品
だと、シミュレーションのほうがコスパは良いとは思いますけども。

★ 3Dデータを活用した製品開発支援 ★ ーーーーーーーーーーーーーー
https://mfabrica.com/
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5. 技術セミナー
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無料のWebセミナーを開催しています。
自宅や会社の自席でストレスなく受講いただけます。

● ゴムの二軸引張試験からひずみエネルギー密度関数の導き方
【二軸試験 実習付き】
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubtest-202008/

● ゴムの二軸試験デモとひずみエネルギー密度関数の定義方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber/

● CAEを活用し成果を出す仕組み|解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/

● クラウドCAEとAIを活用した高速データドリブン設計の提案
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-cloudcae/

● 3Dデータの共有とドキュメント化への3D PDFの活用方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-pdf3d/

▼ その他イベント・セミナー情報 ▼ ーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/inform/inform_sem/
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6. 材料試験サービス
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初回お試しキャンペーンとしまして、初めて材料試験をご利用
されたお客様へ通常価格の30%OFFにてご提供します。

※キャンペーン期間:2020年9月末

■静的引張試験
・試験装置:単軸、二軸(一軸拘束)
・対象材料:ゴム、樹脂、エラストマー、フォーム材
・材料定数:Mooney3次、Ogden3次

■価格
・単軸引張試験: 98,000円~ ⇒ 68,600円~
・二軸引張試験: 198,000円~ ⇒ 138,600円~

★ 材料試験サービス ★ ーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/service/service_mattest/
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==《 編 集 後 記 》=======================

先週、初めて友人とオンライン飲み会をしました。

移動を気にせず自宅から気軽に参加でき、久しぶりに友人の家族
に会うことができるなどオンラインならではの良さを感じました。

一方で、オンラインに対面と同様の臨場感や一体感を期待するのは
難しいのかなあというのも感じました。

今後、オンラインによるコミュニケーションが増えると思われる
ので、新たなコミュニケーションと上手に付き合うことが必要なの
かもしれませんね。

【Facebook】https://www.facebook.com/monocollab/

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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