2020/09/07
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■ もの創りコラボ 便り 2020年 9月 7日 号 ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. CAEの活用を考える
3. ゴムの専門家コラム
4. 3D・水野操のコラム
5. 技術セミナー
6. 材料試験サービス
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1. 気になる記事
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● 設計者はどんな視点で設計者CAEを進めていくべきか
【ケース2:構造物の熱伝導解析】
土橋氏による「設計者CAE」の取組みについての連載記事です。
熱伝導と熱伝達の違いについて、またヒータープレートの設計を
もとにした熱伝導解析のアプローチ方法について説明されており、
実践的な内容となっています。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2008/03/news011.html
● 流体と構造の連成解析
本メルマガでコラムを執筆されている水野氏の記事です。
流体と構造の連成解析について、事例を交えて分かりやすく説明
されています。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2008/25/news004.html
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2. CAEの活用を考える
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■ CAE運用に必要な3つのポイント
前回と同様、CAE運用の好循環ループを回すための3つのポイント
についてお話しします。
1.適切な組織体制のコミット
2.継続的な教育と情報の共有化
3.費用対効果(ROI)の定量化
今回は、「3.費用対効果(ROI)の定量化」です。
読者の皆さんは費用対効果を定量化されたことはありますか?
CAEがCADと同様、既に必要不可欠なツールとしてインフラ化
されている場合を除き、導入したツールやサービスの費用対効果
を定量化することはとても重要です。
例えば、今年支払った費用に対して効果がどの程度あったのかが
分からなければ、次年度にCAEを運用するために必要な諸費用
(H/W、S/W等)がどの程度必要なのか分かりません。
「エイヤ」で費用対効果を記載するケースも少なくありませんが、
会社に対してしっかりと説明できる分析データを持っておくべき
だと思います。
費用対効果の算出方法は、各社の事情が異なるため「コレ」と
いうものはありませんが、一般的な考え方については理解して
いただくことはできます。
以上のことから、CAE運用の好循環ループを回すためには、費用対
効果を定量化することの重要性を理解いただけたかと思います。
次回は、費用対効果の一般的な考え方についてお話しします。
★ CAE活用支援 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/service/service_consult/
CAEを活用し成果を出す仕組み|解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
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3. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ~先人の役割~
最近の若者は、良く聞かれる言葉ですが紀元前のエジプトの壁画
でも見つかるくらい時代が変わっても言われることですが、私たち
老人も若いころ言われていたのかもしれません。
ただ、傾向として言えるのは、すこし技術者の資質が変わってきた
ようです。
簡単に言えば2+2と2×2が厳密にいうと違うのです。
これを結果があったからいいじゃないですかと言われることが多々
あります。首をかしげてしまいます。
これは次のステップを考えるうえで危険な考えだと思うのですが?
判断できる人間を育てることは難しいですが、失敗学なども活用し、
失敗させながら育てる力量も・・・
◆ 技術ワンポイントテクニック ◆ ーーーーーーーーーーーーーーーー
Excelのテクニックについて続けてきましたが、失敗といえば 無理
に間違った値を与えて確認することがあります。
時々自作のプログラムで間違った値でも近い結果が出るなどもあり、
そういうトライの方法も必要かなと思います。
FEM解析でも与える条件を変えても解が変化しないことも有るので、
極端な値を与えて確認するのも一つのテクニックです。
★ ゴムの専門家 寺子屋 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://terakoya2018.com/
ゴムの二軸試験デモとひずみエネルギー密度関数の定義方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber/
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4. 3D・水野操のコラム
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■ 線形解析 OR 非線形解析?
その解析は「線形解析でOKか、それとも非線形解析か?」という疑問
は意味があるともないとも言えるのではないでしょうか?
意味がないというのは、世の中の現象はそもそも何らかの非線形解析
があるはずなので、全部非線形解析でやればいいんじゃないの?という
ことは言えると思います。
実際、筆者の場合、そもそもメインのツールが非線形ソフトなので
ほぼデフォルトで大変形大ひずみな環境になっています。
とはいえ、意味があるというのは、例えば計算コストが考えられると
思います。
厳密に設定したところで、結果を見て判断する限りにおいては、その
厳密さに対して差がないわりにコストだけはかかるということでは
意味がないですし。
では、どちらでやるかということについては色々な判断基準があるか
と思いますが、例えば形状の観点から言えば、見た目にも変形がわか
れば非線形で、応力はそこそこあるけど見た目には変形がほとんど
わからないということであれば線形でということもあるでしょう、
皆さんはどのように判断しているでしょうか?
★ 3Dデータを活用した製品開発支援 ★ ーーーーーーーーーーーーーー
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5. 技術セミナー
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無料のWebセミナーを開催しています。
自宅や会社の自席でストレスなく受講いただけます。
● CAEを活用し成果を出す仕組み|解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
● ゴムの二軸試験デモとひずみエネルギー密度関数の定義方法
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● 設計業務を1/3に短縮する、データドリブン設計ソリューションのご紹介
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-cloudcae/
● 3Dデータの共有とドキュメント化への3D PDFの活用方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-pdf3d/
● 高精度の解析を実現する優れた六面体メッシュ生成手法の提案
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-truegrid/
▼ その他イベント・セミナー情報 ▼ ーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/inform/inform_sem/
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6. 材料試験サービス
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されたお客様へ通常価格の30%OFFにてご提供します。
【キャンペーン期間:2020年9月末】
■静的引張試験
・内容:単軸、二軸(一軸拘束)
・材料:ゴム、樹脂、エラストマー、フォーム材
・項目:ヤング率、ポアソン比、密度、線膨張係数、せん断弾性係数他
・物性:Mooney3次、Ogden3次
■価格(キャンペーン適用)
・単軸引張試験: 98,000円~ ⇒ 68,600円~
・二軸引張試験: 198,000円~ ⇒ 138,600円~
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★ 材料試験サービス
https://monocollab.jp/service/service_mattest/
★ゴム材料データベース
https://monocollab.jp/service/service_rubmat/
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==《 編 集 後 記 》=======================
今月からマイナポイントが開始されました。
事前にマイナンバーカードの取得とマイナポイントを登録していました
ので、早速選択した決済サービスで買い物をしています。
多くの方がマイナポイントを利用すると思っていたのですが、現在登録
されているのはマイナポイント付与の予算上限である「4,000万人」の
1/10にあたる400万人に留まっているとのことです。
多くの方が、マイナポイントにメリットを感じていないといことなので
しょうね。
知らなかったという方は、この機会にチェックされてはいかがでしょう。
【Facebook】https://www.facebook.com/monocollab/
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Category: メールマガジン