2020/09/24
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■ もの創りコラボ 便り 2020年 9月 24日 号 ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. 技術セミナー
3. CAEの活用を考える
4. ゴムの専門家コラム
5. 3D・水野操のコラム
6. 材料試験サービス
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1. 気になる記事
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● 製造業R&DのDXが進まない3つの理由
研究開発部門でデジタルトランスフォーメーション(DX)が思うよう
に進んでいない理由について述べられています。
プロセス、デジタルモデル、業務インフラを三位一体で捉えるという
提言は参考になります。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01401/00001/
● 開発設計はムダだらけ、時間外労働を減らす秘訣
残業の上限規制により、今まで以上に効率的に仕事をこなすことが
求められています。
開発設計のムダで代表的な「手戻り」と「資料の作り直し」を減らす
ことの重要性について分かりやすく説明されています。
https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/act/19/00034/082800021/
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2. 技術セミナー
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Webセミナーを開催しています。
自宅や会社の自席でストレスなく受講いただけます。
● ゴム解析の基礎講座|ゴム解析に必要な試験・物性同定・解析の
ポイント【特典付き】
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber-202010/
● CAEを活用し成果を出す仕組み|解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
● ゴムの二軸試験デモとひずみエネルギー密度関数の定義方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber/
● 設計業務を1/3に短縮する、データドリブン設計ソリューションのご紹介
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-cloudcae/
● 3Dデータの共有とドキュメント化への3D PDFの活用方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-pdf3d/
● 高精度の解析を実現する優れた六面体メッシュ生成手法の提案
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-truegrid/
▼ イベント・セミナー情報 ▼ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/inform/inform_sem/
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3. CAEの活用を考える
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■ CAEの費用対効果について
前回と同様、CAE運用の好循環ループを回すための3つのポイント
について話をしました。
今回は、CAEの費用対効果(ROI)についてお話しします。
ROIの計算方法は下記となりますので、費用と効果を定量化する
必要があります。
ROI=効果(利益)÷費用×100
先ず考えなければならないのは、効果の測定項目を何にするかと
いうことです。
例えば、下記のような項目が考えられます。
・設計期間の短縮
・開発コストの低減
・品質の向上
・実験の代替
測定項目を決めたら、費用と効果を定量化する取り組みを継続する
ことになります。
次回は、費用と効果を定量化させるための方法についてお話したい
と思います。
★ CAE活用支援サービス ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/service/service_consult/
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4. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ~先人の役割~
マネージャー、先輩の役割として部下や新人の教育があります。
行動科学マネージメント受け売りですが、“ちゃんとやれ”“しっかり
しろ”は教育の言葉ではありません。
具体的、定量化が必要とのことです。
“教える技術”やスティーブン・R・コーヴィ著7つの習慣などを紹介
しています。シンプルな教えです。
教える立場の人間として、果たして教える勉強をしている先輩や
上司がどのくらいの割合でいるのでしょうか。
他人を育てる非常に難しい問題なのに、会社も任せるという名の
放任主義。言い過ぎでしょうか。
◆ 技術ワンポイントテクニック ◆ ーーーーーーーーーーーーーーーー
密度、単位系があります。
技術者でありながら、最近の傾向であまり気にしていないのを見受け
ます。
桁が合っている方と言い、SI単位系に平気で ton を使う技術サポート、
解析者に合うことがあります。
2×2=4、2+2=4、全く違うことが分からなければ話は平行線です。
密度はもっと複雑な要因があります。
解析で扱うのは密度ではなく質量密度です。
マニュアルではあまり注意喚起していないので間違いが多いです。
★ ゴムの専門家 寺子屋 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://terakoya2018.com/
● 日本ゴム協会のイベントで講演します
第43回総合紹介講演会「新しい製品と技術の紹介」
https://www.srij.or.jp/newsite/schedule/
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5. 3D・水野操のコラム
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■ CAEの使いどころについて
筆者のシミュレーション業務を考えた時、自ら設計してそのシミュ
レーションを行う場合、開発にはずっと関わっているけれど基本的
にシミュレーションだけをやっている場合、そして自分は関わらず
世間的に言うコンサルティング的な形で関わる場合とがあります。
このうちの最後の仕事の時にフラストレーションがたまる時があり
ます。
それが・・・シミュレーションの手法についてアドバイスを求め
られたとき、ごく基本的な原理がわかる簡単な絵とかプリミティブ
に毛が生えたような3Dモデルが欲しいタイミングで、「いやまだ
詳細な3Dデータが出来上がっていないので」という、どうにもかみ
合わない返事が来る時です。
3D CADによる設計がいきなり完成品のようなモデルを作ることを
目指さないのと同様に、シミュレーションもまだ設計が色々と動い
ていて検討している段階で使うことこそ意味があると思います。
開発の早い段階から製造に至る様々な段階でシミュレーションを
行うことに意味があると思います。
特に最近は3Dモデルありきでシミュレーションを行うことも多い
ため、特に新しくシミュレーションを始める時、ちゃんとした
ジオメトリを作らないとという考えに囚われてしまうのでしょうか。
★ 3Dデータを活用した製品開発支援 ★ ーーーーーーーーーーーーーー
https://mfabrica.com/
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6. 材料試験サービス
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初回お試しキャンペーンとしまして、初めて材料試験をご利用
されたお客様へ通常価格の30%OFFにてご提供します。
【キャンペーン期間:2020年9月末】
■静的引張試験
・内容:単軸、二軸(一軸拘束)
・材料:ゴム、樹脂、エラストマー、フォーム材
・項目:ヤング率、ポアソン比、密度、線膨張係数、せん断弾性係数他
・物性:Mooney3次、Ogden3次
■価格(キャンペーン適用)
・単軸引張試験: 98,000円~ ⇒ 68,600円~
・二軸引張試験: 198,000円~ ⇒ 138,600円~
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★ 材料試験サービス
https://monocollab.jp/service/service_mattest/
★ゴム材料データベース
https://monocollab.jp/service/service_rubmat/
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==《 編 集 後 記 》=======================
先週末からのシルバーウイークで、4連休の方も多かったのでは
ないでしょうか。
自粛解除後の連休ということもあり、多くの観光地や商業施設が
賑わっていたようですね。
筆者も数カ月ぶりに海へドライブに行ってきました。
あいにくの曇り空でしたが、久しぶりに砂浜から海を見ていると
心が癒されました。
皆さんはどう過ごされましたか?
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Category: メールマガジン