2020/02/21
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■ もの創りコラボ 便り 2020年 2月 18日 号 ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. CAEの活用を考える
3. ゴムの専門家コラム
4. 3D・水野操のコラム
5. 技術セミナー
6. 受託解析 Navi サービス
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1. 気になる記事
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● 座学は構造解析のライセンス ~材料力学、有限要素法の重要性~
ご存知の方も多いかと思いますが、栗崎氏のコラム連載が開始しました。
設計者が実業務でCAEを使うために必要な材料力学や有限要素法を分かり
やすく説明してます。
また、設計者CAEのコンセプトと共にミッドレンジCAEとハイエンドCAE
の役割と利用シーンについても提言されています。
「座学は構造解析のライセンス」というメッセージに期待しつつ、次回
のコラムを楽しみにしています。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2002/05/news002.html
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2. CAEの活用を考える
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■ CAE利用に関するアンケートの考察
前回、QCD(品質、コスト、納期)のパフォーマンスが高い会社
(優良企業)がCAEを利用する上で共通する5つの項目について
紹介しました。
1. 包括的・組織的な利用
2. パラメトリック解析の実施
3. チームによる解析
4. 解析資産の蓄積と共有
5. 統合環境下での解析モデルのルール化
今回は、「パラメトリック解析の実施」について話をします。
調査結果から、優良企業を除く多くの企業は、単一の条件や限られた
範囲でのみ解析を行っている傾向があります。
一方、優良企業の多くは、原因究明やより最適な製品開発のために、
寸法、材料、実行条件など様々なパラメータで解析を行う傾向がある
ことが分かりました。
つまり、モデルを製品性能に起因する様々なパラメータを考慮する
ために、目的関数を定義し、パラメータの影響を系統的に数値化する
ことが重要となります。
以上のことから、パメータスタディー(最適化設計)への取り組み
をお勧めします。
次回は、「チームによる解析」について話をしたいと思います。
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3. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ~先人の役割~
人間、耳と目が二つずつ、口は一つですが、この意味はこう捉えるそう
です。
人の意見を良く聞いて見分を広げ、自分の意見はほどほどに控えること。
しかし、立場によってはそうもいかないかな。
論文に限らず、間違いを指摘することの難しさ。他人の意見を聞く姿勢
のある人か判断できません。
やはり間違いは指摘してほしいものですが、今はSNSが発達していること
が賛否あり・・
★ 技術ワンポイントテクニック ★ ーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴムのエネルギー密度関数を定義する場合、二軸試験が必要ですが、
ソフトによっては1方向の応力とひずみを入れると求められます。
式からは、係数が求められないはずなのですが、何かの想定の下求めて
いるようです。算出された係数の安定性はEXCEL等で分布を確認する
必要があります。
ゴムの専門家 寺子屋: https://terakoya2018.com/
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4. 3D・水野操のコラム
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■ 大規模解析をやる際に思うこと
一昔前は、というか今でも解析を行う際には解析用のデータをいかに
軽く作るのか、ということは大事ですね。
でも、やはり時代の流れで実際の製品の3Dデータを使って解析を
進めていく以上、データは重たくなりがちです。
さらに、構造・流体とか、構造・流体・機構みたいな連成解析も今後
はもっと普通になっていきそうな感じがします。解析ソフトメーカー
の情報を見てもそんな感じです。
さて、ここで問題になってくるのが計算のためのリソースです。
ちょっと大き目の計算をやろうとすると、まず高性能のPCが必要に
なってきます。
でも、ぶっちゃけ、こちらは大きな問題ではないな、と思うように
なってきました。
というのも、メモリ64Gbyteとか、あるいは128Gbyte、256Gbytの
メモリを持ち、マルチコア、マルチCPUのXeonのマシンも、中小企業
でもそれほど負担なく入手できるようになってきています。
でも、やはり負担が大きいのがソフトのライセンス費用です。
並列計算をやろうとするとそれなりのコストの別ライセンスが必要に
なってきます。
いくらすごいPCを持っていてもそれようのライセンスがないと意味
がありません。
昨今のサブスクリプションではないですが、ライセンス形態も時代に
合わせて使いやすくなってほしいなと思います。
★ 筆者の最新連載 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初心者のための流体解析入門
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/series/12723/
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5. 技術セミナー
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6. 受託解析 Navi サービス
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ーー《 編 集 後 記 》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在、寺子屋さんの協力を得ながら、ゴムの材料試験を行うために
簡易二軸引張試験機を製作しています。
小型引張試験機に取り付ける治具を製作しているのですが、以前に
比べて治具屋さんが減っているそうです。
もともと零細企業が多い業界ですが、年々零細企業が減り中堅企業
が仕事を請け負うという構図が増えてきているようです。
融通が利く近所の優良な治具屋さんが無くなると、製造業への影響
も少なからず出てくるのではないでしょうか。
近場の治具屋さんへお願いしたかったのですが、結果的に知人に紹介
いただいた遠く離れた治具屋さんに製作を依頼しました。。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Category: メールマガジン