2020/10/07
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■ もの創りコラボ 便り 2020年 10月 7日 号 ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. 技術セミナー
3. CAEの活用を考える
4. ゴムの専門家コラム
5. 3D・水野操のコラム
6. ゴム二軸試験機のご案内
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1. 気になる記事
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● CAEはメッシュが命！
多くのコラムを執筆されている栗崎氏の連載コラム第7弾です。
「設計者CAEでは、四面体の2次要素を使う」ということを提唱する
理由について、事例を交えて分かり易く説明されています。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2009/10/news004.html
● COVID-19でのコミュニケーション減に不安感、テレワークは
「課題あり」が約8割
コロナ禍における仕事への影響に関してのアンケート調査です。
多くの業種や職種で影響が出ていますが、特にテレワーク時のコミュニ
ケーションに関する悩みが多く寄せられているのが気になります。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2009/29/news034.html
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2. 技術セミナー
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Webセミナーを開催しています。
自宅や会社の自席でストレスなく受講いただけます。
● ゴム解析の基礎講座｜ゴム解析に必要な試験・物性同定・解析の
ポイント【特典付き】
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber-202010/
● ガス巻込み欠陥予測ができる鋳造プロセスシミュレーション技術の紹介
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-castingsim/
● CAEを活用し成果を出す仕組み｜解析主導設計プロセスの運用
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
● ゴムの二軸試験デモとひずみエネルギー密度関数の定義方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-rubber/
● 設計業務を1/3に短縮する、データドリブン設計ソリューションのご紹介
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-cloudcae/
● 3Dデータの共有とドキュメント化への3D PDFの活用方法
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-pdf3d/
▼ イベント・セミナー情報 ▼ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/inform/inform_sem/
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3. CAEの活用を考える
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■ CAEの費用対効果について
今回は、費用と効果を定量化させる方法についてお話しします。
費用は比較的容易に定量化できますが、効果の定量化には少し工夫
が必要です。
なぜならば、効果には、定量化が可能な「直接効果」と、定量化が
困難な「間接効果」の2つが存在するからです。
直接効果
・開発スピードのアップ
・開発コストの低減
・製品の性能向上 など
間接効果
・企業イメージの向上
・技術者の成長
・仕事の満足度向上 など
間接効果を含めた方が費用対効果は大きくなります。
そのため、直接効果だけでなく間接効果を定量化することをお勧め
しています。
但し、間接効果は定量化が困難であるため、測定項目の選定と算出
方法について吟味しなければなりません。
定量化の妥当性についての質問を受けますが、客観性のある情報を
元にストーリー立てて説明できるということが重要です。
容易なことではありませんが、改善を繰り返しながら自社に合った
間接効果の定量化を見出す活動を継続することが必要です。
次回は、事例を元に費用対効果の算出方法についてお話ししたいと
思います
★ CAEを活用し成果を出す仕組み ★ ーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/news/seminar/seminar-caesup/
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4. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ～先人の役割～
二軸試験機と理論は、数十年前に概ね確立されていたようです。
1960年代に現在のJSR（日本合成ゴム）様にMooneyさんが研究員
として来日し、私の師匠である故坂口先生（同志社大学名誉教授）、
故川端先生（京都大学名誉教授）と共に当時にほとんど完成させて
います。
ゴムを学ぶことが難しいので、新しい研究者がなかなか現れませんが、
完成度が良かったからかもしれません。
単軸と均等二軸、純せん断は水と油、共通化できません。
そのことも証明してきましたが、なかなか浸透しないもので、証明
してきたつもりになってますね。
私にも責任があるのでしょう。
◆ 技術ワンポイントテクニック ◆ ーーーーーーーーーーーーーーーー
あるベテランの教授から、最近の論文は間違いが多いという発言が
されています。
ひずみエネルギー密度関数を解析では重宝して使いますが、もっと
単純な領域で、ポアソン比も間違った論文が出てきてます。
ゴムのポアソン比を2次元でみて、0.3や0.4を平気で記載する、また
誰もチェックしていないのに等しいかと考えています。
ヤング率も、E=σ/εを妄信している。
必ずしも成り立たないことを知らない。
★ ゴムの専門家 寺子屋 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://terakoya2018.com/
● 日本ゴム協会のイベントで講演します
第43回総合紹介講演会「新しい製品と技術の紹介」
https://www.srij.or.jp/newsite/schedule/
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5. 3D・水野操のコラム
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■ 解析と報告書
解析そのものの話ではないのですが、自分が設計して自分が
その解析をするというような自己完結型の業務をしていない
限り、だいたいにおいて開発に関連する人たちに「報告をする」
という業務も併せて発生すると思います。
そこには報告書というものが存在するわけです。
しっかりとした報告書を出す人もいれば、「え、これ何？」と
いうものまで様々です。
先日も筆者が関わる、あるプロジェクトでクライアントの方から
急に呼ばれて、それは解析では先方社内実験のレポートに関して
でしたが、意見を聞きたいということで急遽Zoomのミーティング
になりました。
実験の内容も色々と言いたいことはあったものの、まさにレポート
の体裁としてはかなり問題のあるもので、わかりにくいだけなら
まだ良かったのですが、責任ある方があやうく判断を誤るところ
だったようです。
テクニカルレポートライティングは、体系だって教育できるもの
なので、技術者なら誰しもきちんと学んでおくべきと思いました。
★ 3Dデータを活用した製品開発支援 ★ ーーーーーーーーーーーーーー
https://mfabrica.com/
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6. ゴム二軸試験機のご案内
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二軸引張試験機の販売を開始しました。
市販の小型試験機に二軸引張試験用の治具を装着した試験機で、
ゴムの材料物性を取得することができます。
■ 一軸拘束二軸引張試験
・対象材料：ゴム
・出力項目：荷重－変位
・物性算出：Mooney、Ogden
■ 価格
・二軸引張試験治具のみ ： 900,000円
・小型試験機＋二軸引張試験治具 ： 1,950,000円
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★ゴム二軸試験機
https://monocollab.jp/service/service_machine/
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＝＝《 編 集 後 記 》＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
先週金曜日、会社から徒歩10分程の神社へ参拝してきました。
今までは定期的に参拝していたのですが、コロナ禍もあり久しぶり
の参拝となりました。
天気も良かったこともあり、久しぶりに参拝できて清々しい気持ち
になりました。
会社へ帰る途中で、ふと気づきました。
10月は神無月、全国の神様が出雲大社へ行っているため留守という
ことを。。
ちなみに、出雲地方はで10月を神有月と呼んでいるそうです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Category: メールマガジン
