2020/02/04
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■ もの創りコラボ 便り 2020年 2月 4日 号 ■
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━《 今号の内容 》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 気になる記事
2. CAEの活用を考える
3. ゴムの専門家コラム
4. 3D・水野操のコラム
5. 技術セミナー
6. 受託解析 Navi サービス
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1. 気になる記事
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● 全ての製品が「デジタルツイン」に、リアルとバーチャルを
セットで売る時代が到来
「デジタルツイン」の記事は過去にも紹介してきました。
今まではコンセプトの領域で留まっていましたが、ここ数年で、
デジタルツインを構築す上で必要不可欠な各種ツール（プラット
フォーム、通信、センサー、分析など）の機能が向上し、着実に
進化しています。
その結果として、限定的ですがこれから本格的に実製品への適用
が進むと期待されています。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2001/22/news053.html
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2. CAEの活用を考える
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■ CAE利用に関するアンケートの考察
前回、QCD（品質、コスト、納期）のパフォーマンスが高い会社
（優良企業）がCAEを利用する上で共通する5つの項目について
紹介しました。
1. 包括的・組織的な利用
2. パラメトリック解析の実施
3. チームによる解析
4. 解析資産の蓄積と共有
5. 統合環境下での解析モデルのルール化
今回は、「包括的・組織的な利用」についてです。
調査結果から、優良企業を除く多くの企業は、問題が発生した時や、
必要と思える箇所のみ、部分的にCAEを使用する傾向があります。
一方、優良企業の多くは、全ての部品や全てのプロセスにおいてCAE
を使用する傾向があります。
つまり、場当たり的にCAEを使用するのではなく、設計開発プロセス
において組織的、且つ系統的にCAEを利用することが結果としてQCD
の改善に繋がるということだと思います。
次回は、「パラメトリック解析の実施」について話をしたいと思い
ます。
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3. ゴムの専門家コラム
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■ CAEに携わるということ ～先人の役割～
世界陸連がナイキさんのシューズを禁止する方向で動いているという
ニュースが流れた。
昔、水泳で記録が出過ぎる水着、日本が上位になるとスキー板を身長
に合わせた長さに制限。
アスリートファーストと称して後出しジャンケンばかり。
あれだけの団体がありながら技術的見地から、予測（シミュレーション）
が事前に出来ないとは思えない。
思いやりがないのか、強い者の見方で、選手のことは後回し。2020年
オリンピックが無事に・・・。
★ 技術ワンポイントテクニック ★ ーーーーーーーーーーーーーーーー
人と人をつなぐ、これが先を往く人間の役割と考えています。
超弾性・粘弾性・疲労寿命、ベテランの先生が引退されていく状況です。
昨年、出版させて頂いたゴムのFEM解析おかげさまで全額売り上げを
被災地に寄付させていいただける程度の売り上げになってます。
あまり見かけない理論よりも実用書になっています。
HPからの質問で、無料で差し上げるキャンペーンを先着順で始めました。
お役に立てばよいのですが。
寺子屋： https://terakoya2018.com/
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4. 3D・水野操のコラム
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■ CAEを使わない関係者とのやり取り
業務の中でCAEを行う時、解析を頼む側も行う側も慣れている関係者
であれば、どのように解析モデルを設定していくか、解析のプロセス、
解析結果のまとめといった一連の流れを打ち合わせていく過程で大きな
問題が起きることはないとは言わないまでも比較的少ないのではない
でしょうか？
それはお互いに使用する言語やプロトコルが共通し、どのような作業
が必要でどの程度の手間がかかるのか理解しているから、と言える
からだと思います。
しかし、これまでまったくシミュレーションに馴染みがなかった人と
コラボレーションする際などは要領がかなり違ってきます。
頼み側は、知識も経験もないわけですから、見積もりの段階から絶句
されるなどのこともないではありません。
さらに、未知のシミュレーションなるものに幻想を抱かれることも
いたりします。
綺麗な3D CGの動画作品もそうですが、シミュレーションも最終結果
として派手な動画などは見たことがあっても、それを生み出す非常に
地味で手間がかかる作業があるわけですし、逆に依頼者側の協力を
がっちり得ないと解析に必要な情報が集まらなかったりもします。
その結果として頼んだほうは期待外れ、頼まれた側も不満が残る仕事に
なってしまいます。
もっとも、これは解析に限りませんね。
また、慣れたいつもの相手であっても常に丁寧なコミュニケーションが
ベストな結果につながりますね。
★ 筆者の最新連載 ★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初心者のための流体解析入門
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/series/12723/
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5. 技術セミナー
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〇《無料》CAEを活用し成果を出す仕組み作り
https://monocollab.jp/news/seminar/cae-seminar-202002/
〇《無料》はじめてのゴム解析｜ゴム解析に必要な知識と考慮すべきポイント
https://monocollab.jp/news/seminar/rubber-seminar-ft-202002/
〇《大阪》SPH粒子法「初心者向け粒子法流体解析入門」
https://monocollab.jp/news/seminar/sphflow-seminar-202002/
〇《大阪》SPH粒子法「初心者向け粒子法固体解析入門」
https://monocollab.jp/news/seminar/sphsolid-seminar-202002/
〇 ゴム解析の応用講座 「粘弾性特性と耐久性予測方法」
https://monocollab.jp/news/seminar/rubber-seminar-202002/
〇 有限要素法を用いた複合材料の衝撃/落下解析の基礎講座
https://monocollab.jp/news/seminar/composite-seminar-202003/
〇 FEM基本から超弾性までの精度向上と効率的な設計展開方法
https://monocollab.jp/news/seminar/automation-seminar-202003/
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https://monocollab.jp/service/service_seminar/
▼ 無料セミナーはこちら ▼
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6. 受託解析 Navi サービス
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「受託解析 Navi」は、CAE解析を外部へ依頼したい方と優良業者を
結ぶ無料のナビゲーションサービスです。
CAE解析の外部委託を検討する際、以下のようなことに悩んだことは
ないでしょうか。
●各社ホームページを見ても、どの業者へ依頼して良いか分からない
●見積書をもらったが、内容や費用が適切か判断できない
●自社で解析を行っているが、思うような結果が出せない
●以前、解析を外部委託したものの、期待した結果が得られなかった
●予想以上に見積金額が高いので、他の業者にも相見積りをとりたい
このような問題を解決するために、「受託解析 Navi」では優良業者を
無料で紹介するサービスを行っています。
★ 詳しくはこちら ★ ーーーーーーーーーーーーーーー
https://monocollab.jp/service/service_analysis/
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ーー《 編 集 後 記 》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は立春ですね。
立春について少し調べたところ、立春は二十四節気（にじゅうし
せっき）の1つで春の始まりを意味する節気とのこと。
また、二十四節気は、季節を春夏秋冬の4等区分する暦として
中国で考案された区分手法のひとつ。
ちなみに、昨日は節分（立春の前日）でした。
筆者は福豆を買い忘れてしまい、「鬼は外、福は内」の掛け声と
共に福豆を撒くことができませんでした。。
皆さんは、福豆を撒いて厄除けをされましたか？
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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